みなさんこんにちは。日本製の製品ってなんか高性能、高品質ってイメージがありますよね。
でも残念ながら日本製スマホは個人的にはおすすめできないです。
今回はその理由を4つ紹介していこうと思います。
コストパフォーマンスが低い
日本のスマホは海外のスマホと比べてコスパが悪いです。つまり日本のスマホは結構割高な傾向にあります。
じゃあ割高な分高品質なの?と思うかもしれないですが、全くそんなことなく、ただ高いだけです。
もちろん高品質なスマホもありますが海外のスマホと比べてかなり高いです。
具体的にわかるように表にしてみます。赤文字は日本製スマホです。
※原則として同スペック程度のスマホを抜粋しております。
ハイスペック端末の料金表
Xperia 1 II (SONY) | 124,000円 |
AQUOS R5G (SHARP) | 117,091円 |
arrows 5G F-51A(富士通) | 112,508円 |
iPhone12(Apple) | 85,800円 |
iPhone12Pro(Apple) | 106,800円 |
GalaxyS20(Sumsung) | 97,460円 |
Redmi K30 Pro(Xiaomi) | 53,500円 |
改めて表で見るとスマホって高いですね。 まあ特に日本製スマホは11万円台を超えてしまっています。(税抜き価格)
あの毎年、高い高いと言われているiPhoneをも超えています。XperiaとiPhoneとでは4万円も差が出ています。
なぜ海外とここまで差が出ているかというと、資本力(開発費)の差だと思います。日本のスマホは海外ではほとんど売れていないですからね。
利益が出ない→開発費が限られる→割高なスマホが出来上がる、というのがループしているんでしょう。
らくらくスマホという地雷端末がある

スマートフォンデビューの方にも簡単に使える安心スマホ!みたいな謳い文句がありますが、実際はただの情弱向けビジネスです。パズドラでさえ起動できるかわからない化石スマホを5万円で売るんですから。
たとえショップ店員に勧められたとしても絶対に買ってはいけません。 スマホなんて今どき小学生でも使いこなしているんですから、スマホ初心者でも1か月使い続ければ慣れます。
しつこくショップ店員さんが勧めてくるのであれば、この店員ノルマ達成するのに必死なんだな、と思いつつ丁重に断りましょう。
余談ですが普通にスマホ作っても価格競争で負けるから、このようならくらくスマホを作っているんです。
使えないスマホも多く存在する

日本製で安いスマホがあれば注意しましょう。日常生活でも性能不足を感じてイライラするスマホが結構の確率であります。
なぜかというと、先ほど書いたコストパフォーマンスが低いと同じになりますが日本製スマホは割高なので、
同じ価格でも海外スマホなら日常生活なら十分使えるレベルであっても、日本製スマホの場合Youtubeを見ただけで端末が熱くなるみたいなスマホが実際に存在します。
そのため安いけど日本製だから大丈夫か!という気持ちで購入するのは絶対にやってはいけません。安物買いの銭失いになってしまう可能性があります。
中には安い日本製スマホでも良いスマホもありますが、基本的には海外製スマホにコスパで負けています。
海外では全く使われていない

メイドインジャパン?安心安全信頼の日本製?少なくともスマホ市場ではそんな時代は終わりました。世界のスマホシェア率を見れば一目瞭然です。
下のグラフは2020年の世界のスマホシェア率です。
世界のスマホシェア率

少し分かりにくいので表にすると
1位 サムスン(韓国) 22% | |
2位 ハーウェイ(中国) 16% | |
3位 Apple(アメリカ) 12% | |
4位 シャオミ(中国) 11% | |
5位 その他 40% |
アジアが多くランクアップしていますね。日本の名立たる企業たちは全てその他です。
ちなみにソニーの世界シェア率は0.2%だそうです。少ないどころではないですね。
海外でXperiaを持っている観光客を見かけたら、もしかしたらその人は日本人かもしれませんね(笑)
日本でのスマホシェア率
ただし日本でのスマホシェア率では話が変わってきます。

日本でのスマホシェア率って海外のと見比べると全然結果が違うんですね。Appleとソニーとシャープが日本での3強と言ったところでしょうか。
ここから何が読み取れるかというと、日本では売れているのに海外では全く売れていない、つまり日本企業は国産であるというネームバリューで日本では売れ続けている、ということです。
ソニーだからなんか良さそう、シャープだからクオリティ高そう、と感じる気持ちもよくわかります。
しかし、裏を返せば日本産ということ以外に魅力が少ないため、海外では全く売れていないということなんですね。
海外の人は日本製だから買うということはほとんど見られないんですね。おそらく海外では日本製スマホは品質はいいけど高いから買わないというイメージなんだと思います。
どんなスマホがいいの?
今まで散々日本製スマホの良くないところを言ってきましたが、もちろん良いスマホもあります。おすすめの日本製スマホと海外製スマホを3機種ずつ紹介します。
おすすめの日本製スマホ3選

Xperia1
実はこのスマホは2019年の最新機種なのに価格は5万円という破格の値段で売られています。このスペックに不満を感じることはまずないでしょう。ソニーのスマホなのでカメラの品質もかなり良いです。
CPUとはそのスマホの処理能力(パワー)に大きく関わっているパーツのことで、後ろの数字が大きいほど処理能力が高くなる傾向があります。
CPU | Snapdragon855 |
画面 | 6.5インチ(3,840×1,644) 4K 有機ELディスプレイ |
フロントカメラ | 1,220万画素×3 |
バッテリー | 3,200mAh |
重量 | 178g |
おサイフケータイ | 〇 |
もう一度言いますが5万円台でこの値段は破格です。もちろんこの安さには裏があります。
悲しいことにもともとこのスマホは10数万円していたのですが、高すぎてあまりにも売れずソフトバンクが大量に在庫処分して価格が暴落して今の値段になっているのです。
数量は限られているので買うのであれば早めに買うのが得策でしょう。
AQUOS sense4
このスマホはスペックとしてはとしてはそこそこあり、重たい3Dゲームでも快適にできるレベルです。先ほどのXperia1と比べると性能面ではかなり劣りますが、その分価格は抑えられているので初めてのスマホには最適だと思います。
間違ってもらくらくスマホなんて買ってはいけません!
サイズと重量 | 約148mm×約71mm×約8.9mm 約177g |
メモリ | ROM 64GB RAM4GB |
生体認証 | 顔認証/指紋センサー |
CPU | Snapdragon™ 720G |
おサイフケータイ/NFC | 対応 |
バッテリー容量 | 4,570mAh |
おサイフケータイ対応でバッテリー容量も多く、CPU性能も日常生活では十分すぎる性能でかなり使い勝手が良いスマホとなっております。そして価格も良心的になっており、まさに社会人向けと言ったところでしょう。
ただしデメリットとしてワイヤレス充電非対応だったり、カメラは最新機種と比べてあまり強くないなど妥協しないといけない点は少々あるのでスマホにはこだわりたい人向けではありません。価格相応でしょう。
Xperia1II
Xperia1IIはソニーが販売する最新モデルで、ユーザーが求めている様々な機能がついてスキがないスマホとなっています。
ディスプレイ | 6.5インチ・有機EL |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
おサイフケータイ | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
デュアルSIM | 対応 |
5G | 対応 |
重量 | 181g |
CPU | Snapdragon8655G |
最新機種なので基本的な機能はきっちり搭載されていて、なおかつ処理能力も最高レベルなので重い3Dゲームに関してもまず不便さを感じることがないです。まさに全方位を完璧に守れていると言えるでしょう。
むしろ普段使うスマホとしてはオーバースペックなぐらいです。
ただし値段はかなり高くなっています。
おすすめの海外製スマホ
iPhoneSE(第二世代)
コンパクトでハイスペック、そして安いスマホが欲しい方はiPhoneSE一択でしょう。
このiPhoneは他のiPhoneとは異なり、ハイスペックなのに超良コスパという特性になっています。
先ほどのXperia1よりもコスパに優れたスマホになっています。ただし一概に全てiPhoneSEの方が優れているという訳ではありません。
ディスプレイ | 4.7インチ |
解像度 | 1,334×750 |
重量 | 148g |
ワイヤレス充電 | 対応 |
フロントカメラ | シングル1,200万画素 |
CPU | A13チップ |
処理能力はとても高く、ゲームをしても全くカクつくことなく、普段使いではコンパクト軽くて持ち運びやすい家でも外でも大活躍間違いなしのスマホになっております。
そして驚くことに4万円台という安さです。この性能で4万円なのは海外含め他の企業ではほぼ実現不可能です。
![]() | 価格:46,800円 |

Redmi Note9s
コストパフォーマンス最強の格安スマホのと言えばこれ一択です。性能としてはAQUOS sense4と似ていますが大きな違いは値段の差です。
Redmi Note9sは同じ性能でありながらAQUOS sense4より1万円近く下回る約28,000円で売られています。
コストパフォーマンスの良い格安スマホで選ぶならこのスマホ以外に選ぶ余地はないでしょう。
ディスプレイ | 6.67インチ |
フロントカメラ | メイン4800万画素 超広角カメラ800万画素 マクロカメラ500万/深度カメラ200万画素 |
電池容量 | 5,020mAh |
重量 | 209g |
CPU | Snapdragon720G |
連続待受時間 | 531時間 |
電池容量はトップクラスで多く2日は余裕でもち、使い方次第では3日以上持つほどのタフさを持っています。ただ電池容量が大きい分、重量もトップクラスです。
そしてこのスマホの画面はベゼルレスというのが採用されていて、ベゼル(液晶画面外の枠)を大幅にカットし画面の占有率を高めることでより没入感の高い体験を味わうことが出来ます。

このベゼルレスを採用しているスマホは近年では多く見られます。
Pixel4a5G
Androidスマホで最も信頼できるスマホはこのPixelシリーズでしょう。
なぜならこのスマホはあの天下のGoogle純正だからです。GoogleはAndroidを開発した会社なので、Pixelだけバージョン更新が早かったり色々と優遇されているスマホでもあります。
さらに90Hz対応のディスプレイのためスクロールの動きが他のスマホより滑らかに動きます。
90Hzがどんなものかよく分かれない方はこちらをご参考にしてください。
リフレッシュレート、60Hz 、120Hz 、って何?簡単に解説します!
ディスプレイ | 6.24インチ/有機EL 90Hz駆動 |
重量 | 168g |
メモリ | 6GB/128GB |
バッテリー | 3885mAh |
CPU | Snapdragon 765G |
5G | 対応 |
![]() | 価格:57,800円 |

まとめ
多くの日本製スマホは海外製のものと比べて値段などの部分で劣っている部分があり、あえて買うことはおすすめできません。
ですが、日本製スマホの全てを否定しているわけでもありません。海外のスマホに無い魅力も確かにあります。
あくまでも機能性、低価格を両立させたい方には圧倒的に日本製スマホは合わないということです。
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