
みなさんはパズドラは知っていますか?もう知らない方を探す方が難しいほど有名なスマホアプリですよね。
パズドラの歴史は長く、2012年にリリースされてから9年の月日が経っていますが、未だに人気が高いアプリです。
しかし、ソシャゲというものはどうしてもインフレが起こってしまうもので、寿命が長いパズドラでは時にそれが顕著です。
今回はそんなパズドラのインフレの歴史について時系列順にまとめてみました。
パズドラの黎明期
パズドラが配信されたのは2012年です。
この頃はまともなソシャゲというものがほとんどなかったものなので、そのおかげかパズドラは瞬く間に認知度を広め、スマホゲーム界の覇権をとりました。
2012年あたり
ヴァンパイアパーティー(4倍)


色の配置やインターフェイスが懐かしい…
ヴァンパイアのリーダースキルは闇属性の火力を2倍にするという、
今ではなんじゃそりゃと思うようなレベルのリーダースキルですが、当初は超優秀なキャラでした。
さらにこのモンスターはダンジョンでドロップするため、入手難易度が低く
みんながこのモンスターを使っていて助っ人の欄がこのヴァンパイアで埋め尽くされていたほどでした。
エンシェントパーティー(6.25倍)

ヴァンパイアの後に実装され、一躍人気になったのがこのエンシェントドラゴンナイトです。
このエンシェントドラゴンナイトは通称ドラパと呼ばれ、
このドラパのリーダースキルはドラゴンタイプの攻撃力を2.5倍にするという非常にシンプルなリーダースキルです。
このシンプルさと、パーティ編成の縛りの少なさから多くの人に愛用されました。
このエンシェントドラゴンナイトの実装により、
今までの主流だったヴァンパイアパーティは徐々に廃れていきました
ゼウスパーティー(9倍)

降臨ダンジョンで実装されたゼウスは当時としては非常にぶっ壊れ性能でした。
まずリーダースキルがHP満タン時に味方の攻撃力3倍といった
エンシェントドラゴンナイトの上位互換ともいえるリーダースキルを持っています。
そして当時は先制攻撃をする敵キャラがいなかったので、敵の攻撃を受ける前に叩き潰すという戦法が強かったです。
ただ、当時はゼウス降臨がめちゃくちゃ難しかったので、入手はおろかクリアする事自体も限られた上位プレイヤーのみにしかできなかったので
ゼウスを持っている人はヒーローみたいな扱いを受けていました。
パズドラの黄金時代

パズドラが国民的スマホゲームという立場が確立された時代でもあり、一番輝いていた時代でもあるときです。
この時は、スマホを持っている=パズドラを遊んでいると言えるほど最もパズドラが熱かった時ですね。
2013年あたり
ホルスパーティ(16倍)

パズドラが全盛期の時に実装された、西洋神シリーズの一つであるホルスは一位を争うほどの人気モンスターでした。
すでにパズドラを引退したプレイヤーも、ホルスの一枚絵見ればすぐに当時の記憶が蘇るほど印象深いモンスターなのではないでしょうか。
さて、このホルスの火力は4属性攻撃で攻撃力が4倍になるといった
当時としては一部のパズルに慣れているプレイヤーのみにしか使いこなせなかったキャラクターですが、
それでも多くの人に愛用されていました。
ホルスを持っていなかったり、使えなかった方は、代わりにバステトやイシスを使っていたイメージがありますね。


バステトでもパズルが難しかったなんて、口が裂けても言えないぜ…
ラーパーティ(49倍)


太陽神ラーを使いこなせる人は英雄扱いされていたなぁ。
当時としてはアヌビスの次に火力が高かった太陽神ラーですが、
リーダースキルは5色同時攻撃で7倍という超高火力なリーダーです。
ただ、5色同時攻撃という条件は非常に難しく、
そもそもこのリーダースキルを安定して発動できるのは不可能に近かったので、
あくまでもロマン枠としてのリーダーキャラでした。
2013年までは、リーダースキルの火力が高ければ高いほどその分パズルが難しくなるので、
この辺りの時期は非常にバランスが良い環境ともいえます。
闇メタパーティ(火力16倍)

闇メタトロンは、これまでのホルスやラーといったパズル力でリーダースキルを発動させるのではなく、
ゼウスやエンシェントといった一定の条件下で簡単に高倍率を出せるタイプのキャラです。
リーダースキルは、HP80%以下で攻撃タイプの攻撃が4倍という
実質ゼウスの後継キャラともいえる性能です。
つまり誰でも手軽に高火力を出せる万能なモンスターなのです。
しかし、闇メタトロンはフェス限なため入手難易度は非常に高かったので、
ゼウスパーティよりかは普及することはありませんでした。
覚醒実装

この辺りから覚醒が実装されて、一気にパズドラの環境が変わり始めました。
この実装を境にパズドラの難易度が一気に低くなったような気がします。
2014年まで
ソニアパーティ(6.25倍~?)

パズドラの龍喚士と言えば…多くの人はソニアと答えるのではないでしょうか。
ソニアはその根強い人気から、今では様々な派生キャラやストーリーが実装されていますね。
このソニアのリーダースキルは悪魔タイプの攻撃・回復力が2.5倍、6コンボ以上で攻撃力上昇です。
火力こそは他のリーダーキャラに劣るものの、回復力の高さはとてつもないものなので、パーティの耐久力が非常に優れていました。
特に呂布という、HP補正がかかるキャラをリダフレで組み合わせた時(通称:呂布ソニ)は、まさに難攻不落の城のような耐久力を持っていました。
光カーリーパーティ(25倍)

カーリーは一言で言えば、誰でも高火力を出せるキャラと言えるでしょう。
リーダースキルは、火水光闇の同時攻撃で5倍といった理論上ではホルスの上位互換のような性能を持っています。
さらに光カーリーの強い点は、自身のスキルで火水光闇に出来てしまうという所です。
このスキルがあるおかげで容易に高火力を出せるようになりました。
ただ光カーリーは闇メタトロンと同様にフェス限なので、
これもまた一部の神引きプレイヤーのみにしか使うことが出来なかったので、あまり普及はしませんでした。
曲芸師時代
パズドラの終わりの始まりと言える「曲芸師時代」ですが、ここからパズドラのインフレが加速的に進むようになります。
この辺りからパズドラのインフレについていけず、引退した方も多くいるのではないでしょうか。
2015年ごろ
曲芸師パーティ(49倍)

まさにパズドラ界の悪魔というべきか、はたまたスクエニ(コラボ先)の破壊工作員というべきか私には分かりかねますが、
このキャラが実装されて以来からパズドラの歯車がおかしくなったのは確かです。
まずはリーダースキルですが、発動条件は回復の2コンボで攻撃力が7倍というものです。
言い換えると、太陽神ラーのリーダースキルがだれでも手軽に発動できるようになった感じです。
その悪魔的な火力の高さと発動条件のハードルの低さから、
リーダーキャラの環境トップになるのはもちろんのこと、既存のキャラの存在意義を疑うほどの性能の高さでした。
そんなパズドラの異常事態な環境の中で
「それ曲芸師でよくね?」という言葉が生まれたのは有名すぎるエピソードです。
覚醒ラーパーティ(100倍)

この一連の曲芸師騒動のおかげで、既存のキャラも曲芸師と同じレベルの火力水準まで上げる必要がありました。
そしてこの騒動の影響を大きく受けたのが覚醒ラーです。
覚醒ラーのリーダスキルは最大で攻撃力が100倍という、
パズドラリリース初期では考えられないほどのインフレが起こっています。
しかも覚醒ラーは、自身が指延長の覚醒とスキルを持っているのでパズル難易度が一気に下がり、
そこまでパズドラが上手でない方でも簡単に高火力を出せるようになりました。
ただ、インフレが進んだ分ダンジョンの難易度も大幅に引き上げられたので
ラーや曲芸師などを所持していないプレイヤーは環境についていけず、この辺りで多くの方がパズドラを去っていきました。
パズドラ簡易年表表

最初期:パズドラの最初期はとにかく難しかったです。この頃はパズルのコツなども一切分からなかったので、めちゃくちゃ鬼畜ゲーでしたね。
黄金期:最もパズドラが熱かった2013年あたりは、街中でパズドラをやっている方も多く見かけるほど盛り上がっていましたね。この時から色々なモンスターも実装されてさらにパズドラが楽しく感じましたね。
覚醒実装期:2014年あたりに覚醒が実装されて、一気にパズドラの難易度が低くなりましたね。この頃はYouTubeやニコニコ動画でも多くの人がパズドラを取り上げていましたね。
曲芸師期:ここからパズドラがおかしくなりましたね。もしもこの時に曲芸師が実装されていなければ今のパズドラは大きく変わっているのかもしれません。
まとめ
パズドラのインフレの歴史についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
これ以上パズドラの歴史を書くと、記事が長くなってしまうのでいったん前編として区切ります。
また更新が出来次第、パズドラインフレの歴史後編のリンクも張っておこうと思います。
関連記事:パズドラのインフレの歴史まとめ後編(準備中)
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