リフレッシュレート、60Hz 、120Hz 、って何?簡単に解説します!

リフレッシュレートが高いスマホイメージガジェット

リフレッシュレートて何?

よくスマホのレビューなどで聞く「リフレッシュレート」ですが実はこれ、スマホの機能の中で重要な役割を持ちます。

このリフレッシュレートの意味を一言でいうと、画面の動きの滑らかさです。

英語だとRefresh rateといい、直訳すると更新割合らしいです。

画面で見る映像は全て1秒間に静止画を何十枚も更新させて動きがあるように見せています。1秒間に更新される静止画の枚数が多いほど、より滑らかになります。

例えるならパラパラ漫画の原理と同じです。パラパラ漫画も、より素早くパラパラさせたほうが動きがより滑らかに見えますよね。あれと同じ仕組みです。

高リフレッシュレートのイメージ
低リフレッシュレートのイメージ

上の2つのGIF画像では左の方が滑らかですよね。

なぜなら右は1秒間7コマしか更新されていないのに対し、左は1秒間に15コマ更新されているからです。

スマホの場合はこれよりもさらに静止画の更新速度がはやいので、より自然になります。

60Hz って何?120Hzの違いは?

ここまでで察しの良い方は気づいているかもしれませんが、60Hz は一秒間に静止画が更新される回数が60回ということです。

60Hzは多くのスマホに採用されていてiPhoneシリーズに関しても60Hzが基本です。一般的なスマホは60Hzという認識で大丈夫です。

もちろん数字が大きくなればなるほどより滑らかになります。

120Hzであれば60Hz の2倍になりますので、滑らかさも2倍になります。どれだけの違いがあるかというと、もう60Hzのスマホには戻れない!と感じるくらいです。

120Hzにもデメリットがある!

ここまで聞くと、120Hzって完全に60Hz の上位互換なのではと思うかもしれません。しかしデメリットも存在します

バッテリーの消費が多くなる

バッテリ切れになりそうなイメージイラスト

120Hzというのは60Hz より静止画が書き換えられる速度がはやくなるため、その分バッテリーを多く使うことになります。

このためあえて120Hz対応のスマホでも画面設定でデフォルトの60Hz にする方もいます。

他にも間をとって90Hzのスマホをだしているメーカーもあります。

アプリ側が対応していない場合がある

ゲームプレイのイメージイラスト

たとえ120Hz対応でもアプリ側が対応していなければデフォルトの60Hz になります。

どういうことかというと、今のスマホの多くは60Hzのスマホであり、そこまで120Hz対応のスマホは浸透していないのです。

オンラインゲーム、特にPvPゲーム(プレイヤー対戦)ではプレイヤー間に不公平感を与えないためにあえて対応させないアプリもあります。

おすすめの高リフレッシュレートスマホ2選

ここまでで高リフレッシュレートスマホがどんなものか分かったかと思いますが、ここからはどのようなスマホが対応しているのか紹介します。

Galaxy s20

GalaxyS20

サムスンの主力スマホであるGalaxyですが、このスマホは120Hz対応になっています。

さらにサムスンは有機ELディスプレイ(画面)を自社で独自開発していますので、その点でも画面にはこだわりたい方にはこのスマホはとても相性が良いです。

有機ELとは従来の液晶画面とは違い、黒を発光しないことでメリハリのある映像になり、よりコンテンツに没入感を生み出すことができます。

そして、バッテリー容量もそこそこ多めになっている点も安心できます。

Pixel 5

Pixel5

こちらはGoogle純正スマホであるPixelシリーズの最新機種で、90Hz対応になっています。一般的なスマホよりすこし滑らかになります。

先ほどのGalaxy s20は正直高いですよね。しかしこのスマホは価格が抑えられていて高リフレッシュレートであるのが強みです。

確かに120Hzより滑らかには劣りますが、Google純正である事とカメラの性能もハイクラスであるなど万能スマホなのでむしろ安いほどです。

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まとめ

リフレッシュレートが変わると滑らかさも変わり、90Hzや120Hzなどといった高リフレッシュレートのスマホは滑らかになるメリットがありますが、一方でバッテリー消が多くなるといったデメリットもあります。

しかし設定でリフレッシュレートを変更できるため、基本的にはメリットの方が大きいです。

現在のハイエンドスマホはこの高リフレッシュレートを採用している場合が多いですが、多くは60Hzのスマホなので、まだまだこれらを活用したコンテンツの普及は遠いでしょう。

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